北アルプス 霞沢岳

[山域・山名] 北アルプス 霞沢岳

[登山スタイル・目的] ピークハント、静寂の山と山小屋泊

[期 間] 4月29日~30日

[コースタイム記録]

29日 安曇支所9:00→二俣10:30→岩魚留小屋12:30→徳本峠小屋15:20

30日 小屋5:55→ジャンクションP7:00→K1峰9:30→K2峰9:45→霞沢岳10:05~10:20

→ジャンクションP13:05→分岐13:50→明神館15:35→上高地BT16:30

[詳細報告・所感等]

 山スキーもなく日程も合わないので、昨年笠ヶ岳から眺め行きたいと思った霞沢岳を、島々谷から登る

ことにする。雪のある北アルプスの単独は初めてで、ちょっと心配である。

【29日】電車でのアプローチは久しぶり。姨捨駅のスイッチバックに若い時を思い出し、棚田は田起こし

が終わったところで季節を感じる。松本電鉄は“渕東なぎさ”ばかりでなく、英語のほか中国・韓国語の

車内放送に爆買いのほか観光地巡りも多いことを認識する。

 安曇支所前で下りたのは私だけ。運動靴で出発。島々川は雪解けで水量が多いが、釣り人がいる。有害

鳥獣除けのゲートから砂利道で、新緑とヤマブキの黄色が心地いい。オートバイで追い越していった男性

に堰堤横のゲートで追いつく。取水施設のある二股から登山道らしくなる。何度もサルに会い、新芽を食

べるのか、緑色っぽくて立派な糞が多数残置されている。遠くリスも見かけたし、黄セキレイ・ルリビタ

キ・ヒガラ・カケスに、かまびすしく鳴くミソサザイと、野生動物と鳥ウォッチングに来たようだった。

 コツンと頭に小石が当たり、ヘルメットを着ける。道を整備する二人組を追い越し、私だけと思ったが

離れ岩の先で釣り人がいるのに驚かされる。今日から峠小屋が開くので、まだ橋が架からない所も。桂の

大木の下に立つ無人の岩魚留小屋の縁側に座り、おにぎりを食べる。昨夜の宴会のせいか調子はイマイチ。

 小屋上から沢の中の川原を行くような感じ。峠に向かって登り始めると針葉樹林となり、残雪も出てき

て登山靴をはく。腹の具合も良くなく、足もつり気味でペースは落ち、途中の水場で一服してからはさら

に足が止まる。峠小屋下の残雪をやっとこキックステップで越え小屋にとび出した。小屋前に座ってくつ


ろぐ三人組を驚かす。すぐ上の展望広場からは明神岳が近い。テント場は4張り。

【30日】疲労が原因だったのか、起床後痛みなく動ける。お湯をテルモスに頂き、小屋を発つ。上高地へ

の分岐から登りとなり、途中からアイゼンをつける。ほぼ夏道伝いに、急斜面をジグザグに登る。きつく

なってきたころ傾斜が落ち、針葉樹林に2箇所3張りのテントがある。ジャンクションピークらしい。ピ

ンクのリボンに100mほど導かれ地図を出す。右に曲がって戻るように尾根を行っているが、明瞭とは言え

ない。北西に下り、西に向きを変える頃から風が強まる。霞沢岳から戻る2人組と交差し、小湿地らしい

ところでテント泊の大人数のパーティーが休憩していた。雨具のズボンをはきスパッツを着ける。この先

のP1の突起で先行する。木々の間から乗鞍、御嶽山が望み、大きく崩壊が進んだ鞍部に着く。樹林が終

わり、霞沢岳のK1が目の前。穂高連峰も大きく見えた。日射は強いが風があり、防寒着を脱いだり着た

り。途中?年ぶりにゴーグルをつける。断崖と雪壁が作るブッシュの生える尾根の雪壁側を先行者のかす

かなトレールの導かれる。中間のブッシュのバンドの上下がきつい雪壁で、帰路は腐って大変だなと思い

つつ、ひょっこりK1峰に出る。穂高連峰の大パノラマである。

 アイゼンのきしみが聞こえたと思ったらK2峰からガチャを着けた二人組が戻ってきた。ジャンクショ

ンピークに泊まったとの事。K2への下りは雪が消え夏道。稜線の中間に露岩があったり、直下に雪壁も

あり変化がある。K2で先のピークの方が高く主峰とわかる。この間は悪場もなく、霞沢岳と書かれた名

板と三角点のある頂上に着く。どのピークも雪が消えていた。

 K2手前で三人のパーティーと、また同宿の三人組とK1K2間で交差する。足の揃ったパーティーで

ある。大パーティーはK1で戻ったらしい。K2の雪壁は後ろ向きで下り、K1も慎重にブッシュとのコ

ンタクトラインを枝もつかんで下降する。穂高の上にレンズ雲が現れてきた。

 安堵もあり、疲労の蓄積で上がらぬ足をすすめて分岐まで戻る。ジャンクションピークを下る辺りから

霰が舞い始め、穂高連峰はガスに包まれた。あとは下るだけだと思っていたが、明神への夏道を残雪が隠

し再びアイゼンを着ける。途中から雨になり、足が進まず、どんどん追い越されながら上高地に歩いた。 

上の写真がカツラの木の下の岩魚留子屋 下徳本峠小屋

上霞沢岳山頂 下霞沢岳

Groupe Des Moraines

長野市の山岳会グループ・ド・モレーヌです。 まだ高い山は雪山ですが グリーンシーズンが到来です この時期は暑くもなく寒くもなく快適な登山ができて本当に楽しい季節です 高い山に登るとまだ沢山の雪が残っていて北アルプスに登りに行くと雪が合えばグリセードで帰ってこれるので楽チンに帰ってこれるのでとても良い時期ですね 長野県の山はまだ雪山の場所が多いの安全に登って無理をしないよにしてください

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