moraines

【プロフィール】

長野市を拠点に活動する山岳会です。
技術や経験豊富な会員,即高齢気味!?
いやいや、今や若者が続々入会。
頼もしい限りです。
更に、登山技術を吸収して自己のの登山を
伸ばしてみたい若者を募集しています。

天気を味方に山を楽しみませんか
          気象担当(西)

記事一覧(127)

甲武信ヶ岳 千曲川の源流を探す旅

                         山域・山名 甲武信ヶ岳  目的・登山形式 千曲川源流訪問とピークハント  期 間 4/1/18    ≪行動の記録≫     4/1;長野発4:36→佐久南IC5:40→毛木平(もうきだいら)駐車場7:05駐車場発7:13~源流標10:05~国師ヶ岳分岐10:24~甲武信ヶ岳10:50~三宝山11:40~武信白岩山12:45~大山13:25~十文字小屋14:00~毛木平P15:37    ≪所感等≫   冬靴夏靴を持って行ったが、雪が少なく夏靴を選び、ピッケルもストックも置き、  軽アイゼンだけ持っが、ストックは必要だった。また、凍った下山路で軽アイゼンに助けられる。このコースは景色が見えず残念。また、甲武信から十文字小屋の間は標識少なく、単独者のトレースがあって助かる。     【4月1日】快晴   毛木平の駐車場には車3台が止まり、東屋に泊まった数人が片付けをし、二人組が出発するところ。トイレは冬季閉鎖中だった。夏靴にし、計画書を投函して出発。  先行した夫婦の二人組を追い越し、滑滝手前から雪上歩行となる。3月の積雪の下は締まり、トレースを外れなければ夏靴で問題ない。途中から枯れ木をストックに。     千曲川源流は、当然積雪の下だった。ここから急登となり、先行者のバケツを登る。単独の男性がアイゼンをつけて下ってきた。尾根道に出ると、山梨県側に雪はほとんどなかった。山頂では、若いカップルがダベリ中。雪をかぶる八ヶ岳や南アルプスは春霞の中で、金峰山小川山を地図から同定する。まだ早いので、十文字峠をまわって帰ることにする。     三宝山への下りで雪が腐り始め、スパッツを着ける。三宝山から先は単独の足跡だけが頼りで、地図コンパスで確認する。尻岩の看板で安心する。それにしても、看板が少なく(埼玉県の環境保護看板は多い)、針葉樹とシャクナゲの密林に視界もきかず現在地確認が大変だった。武信白岩山ではピークを巻いたので、大山で、やっと視界が効いた。大山の先に二か所スラブの壁があり、凍った上に雪が薄く付   いてヤバかった。鎖と灌木をつかんで何とか通過する。十文字小屋は冬季閉鎖中。   下降路、尾根をまわり込み一気に下るのだが、雪の下が凍っていて軽アイゼンを着けて下る。アイゼンなしでは容易には下れなかった。     千曲川源流は雪の下                         甲武信ヶ岳山頂(金峰山~八ヶ岳)

ネパールトレッキング 報告

ネパール・ヒマラヤ ゴーキョ・ピーク トレッキング報告2018年4月1日  目的 エベレスト山群 ゴーキョ・ピーク登頂とレンジョ・パス越え   ゴーキョ・ピークにて元GDM供養などターメのゴンパにてパルチャモ遭難者慰霊法要などパーテーの構成 ガイド(1)サブ・ガイド(1)メンバー(3)ポーター(2)計7名     日程 3月13日(火)羽田発-BBK着(TG661)-KTM着(TG319)   3月14日(水)トレッキング開始   3月15日(木)ナムチェバザール着   3月20日(火)ゴーキョ着   3月21日(水)ゴーキョ・ピーク往復   3月22日(木)レンジョ・パス通過   3月23日(金)ターメ・ゴンパにて法要   3月24日(土)ナムチェバザール着   3月26日(月)ルクラ着   3月27日(火)ルクラ=カトマンズ=ポカラ滞在   3月28日(水)ポカラ=カトマンズ   3月29日(木)カトマンズ滞在   3月30日(金)KTM発-BKK着(TG320)BKK発(TG642)   3月31日(土)-成田着~長野着反省点、28年前の経験と比較して(28年前にルクラ-ナムチェ-ターメまでの経験あり)1、 航空券は中国の成都経由カトマンズで計画したが2ヶ月前にもかかわらず予約確定できず急遽タイ経由にきり変えた。2、 タイ航空の手荷物は30kgまでOKだったので余計なものを持っていってしまった。通常は20kgだ。3、 ネパールのビザ申請は空港内で行う。空港内の端末で行う予定だったが、機内でブザ申請用紙が配られたので記入して申請した。銀行でお金を支払い領収書受け取り、パスポート、ビザ申請用紙、支払い領収書、写真を入管に出すとビザがもらえる。30日間のビザで40$だった。4、 我々がカトマンズ空港に着く前日の12日にバングラデシュのダッカ発のバングラ機がカトマンズ空港の着陸に失敗して大破炎上して、少なくても49名が死亡した。1日の違いだったが到着した13日は混乱なかった。5、 カトマンズ=ルクラ間の飛行運行は数社が参入いている。前はロイヤル・ネパール1社だけだった。ルクラから先は通常ヘリの運行になる。現在シャンボジェの空港は利用されていない。荒れていた。6、 エヴェレストビュー・ホテルを利用する人はヘリを利用するのが一般的だ。7、 ルクラとナムチェバザール間はロッジが乱立している。前は、テント泊、キッチングループが付いて食事作ってくれた。原則ロッジを利用する。8、 ロッジ泊は夕食、朝食ともロッジ内の食堂を利用しなければならない。9、 ロッジ内の食堂メニューは、フライド・ライス、モモ(餃子)、ライス・カレー、スープ、スプリング・ロール(春巻き)、ポテト、マカロニ、ピザ、飲み物など10、価格は500Rp台(500円程度)、味は日本人には合わないのではないか。量が多くて大変だった。各ロッジで味も量も違う。難なく対応できるのは少数派と思われる。特に女性にとっては難題のひとつだ。11、エヴェレスト街道筋はロッジ側の融通が利かず日本食などは出来ない。ガイドの配慮で毎朝お粥を作ってもらった。事前に、お茶付け、ふりかけ、梅干、かつおぶしなどもって来るようアドバイスがあった。ガイド側がおかゆにあった米を持参していた。12、ガイドは食欲がなくなるのを心配して、日本製のしょうゆ、トマトケチャップを持参していた。13、ロッジのトイレはほとんど洋式になっている。しかし、きちんと水が流れるのは少ない。トイレ内にある水おけから水をすくって流す。何回の流さないと流れない。水道管が凍ってしまう。14、ロッジの部屋の中にトイレがある場合と部屋外の共同トイレ利用の場合がある。ガイドが、なるべく部屋内にトイレがあるロッジを手配してくれた。共同トイレの場合も出来るだけトイレに近い部屋を手配してくれた。15、トイレ利用の場合、トイレット・ペーパーは流せない。トイレ内にありカゴ(ごみ箱)に入れる。16、トイレの便座は冷たくて座るに勇気がいる。17、ほとんどのロッジに電気が普及しており電灯が点く。カメラ、携帯の充電ができる。充電の費用取るところもある。18、少ないが部屋の洗面所にお湯が出る。お湯が出ない場合は部屋まで洗面器にお湯を入れてもってきてくれる。顔を洗う。19、ロッジにシャワー施設がありお湯が出るところは少なかった。カトマンズ、ポカラの都市以外はシャワー使用しなかった。欧米系の人はシャワー利用するが日本人は、体質が違い風邪を引きやすいのでトレッキング中は使用しなかった。20、ロッジの部屋は暖房がない。ベットの上にシュラフ置き入り、上に布団をかける。寒ければダウンを着る。ガイドが湯たんぽを用意してくれて足など寒くなかった。湯たんぽの効果が大きかった。高度が上がり寒くなるとシュラフにインナーを使う。21、ロッジの食堂にストーブがある。夜は暖かいが朝は焚かない。燃料は牛の糞を乾燥させたものだ。結構火力がある。糞を素手で扱っている。22、用意してもらったシュラフはファスナーに布が食い込んで最後まで締めるのが大変で終われば息切れがする。23、高度障害が3名とも出なかった。ナムチェバザール(3440m)から利尿剤を半錠ずつ飲み始め、以後は朝晩食後半錠のみ続ける。酒は飲まない。利尿剤を最初に飲んだ夜は5~6回トイレに通った。(明らかに利尿剤の影響)24、パルス・オキシメーター(皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置です)で朝晩測定、ガイドの経験値を加味し行動を決定した。25、行動中は、テルモスに入れたお湯を飲むか、ロッジのお茶を飲んだ。ロッジでは、ミルクティ、レモンティ、ブラックティ(紅茶)などがある。お茶代は滞在費に含んでいる。26、トイレ事情、食事事情あるいは街道にあるヤクや馬の糞など環境の違いは経験があったので対応できた。ネパールを初めて経験する方は大変でしょう。27、トレッキング中、ガモウバックを携行してもらった。酸素はソ連製、ガモウバッグ途中で利用した場合は最悪バッグに入れたまま下山する。28、20日間の海外旅行保険に加入した。原則は、家から出て帰るまで加入する。トレッキングの場合は、ヘリ費用まで出る。アイゼン、ピッケルを使用する場合はヘリ費用でない。29、ミネラル・ウォーターはあちこちで売っている。1リットル100Rp。30、ゴーキョ・ピークからの大展望の中で、りんご、散骨、線香を置き若くして遭難死した名前、病死した岳友、指導いただいたOBの名前を読み供養した。31、西遊旅行のみがゴーキョ・ピークとキョレンジョ・パス通過のツアーを実施している。丁度我々の日程と重なった。参加者8名、添乗員(日本人)2名、現地ガイド2名、計12名の構成。別にポーターがいる。寄せ集めパーティーだから体力、経験など不明なこと多い。8名中3名はゴーキョから戻り、残りの5名がレンジョ・パスを超えていった。32、ガイド設定の行動時間よりおおよそ1時間程度多くかかった。中高年パーティーだからこんなもんでしょう。特にレンジョ・パス越えは行動時間が9時間だった。一軒の人家もなかった。後半は見るべき高峰もなかった。途中、お茶を作ってもらい、持参したチベッタン・ブレットをいただく。逆コースを登ってくるパーティーもあるが少数派だ。33、トレッキング前に、アドバンスマネーを要求されて3000US$送金した。34、留守本部はOBにお願いした。連絡は携帯電話のショートメールで行った。携帯電話は、電話とショートメールの受信のみにしておいた。  35、ロングスパッツを着用した。埃が多くてズボンの裾が汚れる。効果があった。「雪があるのか」と聞かれた。スパッツ使用は少数派だった。36、1995年11月、ゴーキョ谷で雪崩がロッジを直撃し13人もの日本人登山家と12人の地元シェルパが亡くなった。ゴーキョの手前、マッシャルモ(4410m)から1時間程度登ったところだ。道路の上に遭難を示すプレートがあった。道路からみた山は雪崩が出ると思えないがその上がどうなっているか?                                   以上

山岳センターでの指導員研修会

【1日目】AM:「雪崩の基礎知識と雪崩捜索の基本」をレジュメで机上学習・ 本日の趣旨は、救助場面にの遭遇機会の増加と複数埋没者の雪崩発生の可能性の高まりに、救命のための対応に取り組み、共有したいため。・ 雪崩の基礎知識では、①ヤバそうなら弱層テストや雪のブロックを投げ込んだり、スキーを入れてみるなどアクティブな確認をすべき。②雪崩捜索判断でガスで上部が不明なら厳しい。③「雪崩教本」が参考書として入りやすい。等・ 雪崩捜索の基本では、①良いビーコンよりも、持っているビーコン(反応が異なる)に習熟すること。②すなわち、個々の捜索能力をベース。③入山前のビーコンチェックの徹底(問題あったらゲレンデスキーに変更)。④表示数値以下に埋没していることを意識。⑤ビーコンを膝下でゆっくりスムーズに動かせる工夫も。⑥安全確保や目視(埋没者の体、遺留品)が優先。等…… レジュメは、修正版をもらう予定です。 ……PM:センターの前でビーコン捜査の基本を実習・ ビーコンチェック・ 発信源1台:横1列に並んだ後サーチすると左右から楕円を描いて発見・ 遠くからプライマリー~セカンダリー~ファイナルの各段階のビーコン確認・ 発信源2台:チェックしながら操作確認・ チェックできなかった時のマイクロサーチストリップス法を体験

長山協ウィンターミーティングin八ヶ岳

  山域・山名 長山協ウィンターミーティングin八ヶ岳(阿弥陀岳と地蔵尾根から硫黄岳)  目的・登山形式 縦走  期 間 2018/1/20(土)、1/21(日)   1/20;長野4:05→赤岳山荘7:10~行者小屋9:50、発10:10~阿弥陀岳12:35~      中岳14:00~行者小屋15:05 …消灯20:30   1/21;朝食6:15、発7:05~地蔵ノ頭8:30~硫黄岳11:25~赤岳鉱泉小屋12:40      ~美濃戸口14:30     ≪所感等≫   最高にいい天気で、冬とは思えないようなそよ風に八ヶ岳の稜線漫歩を楽しむ。  バリエーションも良かったかなとの思いもあったが、ご褒美のような楽しい二日間  でした。     【1月20日】快晴   赤岳山荘まで車で入る。先日の雨のせいか全く雪が少なく、晩秋の様。最初からアイゼンをつけ、アイスバーンをガリガリさせていく。道は凍っているが堰堤の氷はちょっぴり。小屋にデポをし、阿弥陀岳へ。   夏道にもトレースがあったが、冬のトレースもあるだろうとガチャをつけたカップに続いたが、トラバースのトレースは我々がつける。大観の絵のような富士と、北岳、甲斐駒の勇姿に阿弥陀への急登も苦にならない。   中岳を経由して下降する。赤岳主稜に数パーティーが付いていた。  飯田山岳会、WB長野とコタツを囲み、hg持参の“獺祭”を筆頭にうまい酒を沢山いただくが残すほど。     【1月21日】快晴   本日も好天。神奈川の教室グループと前後して、しっかりしたバケツで快調に登る。  諏訪湖も北アルプスもくっきり。風も弱い。   申し訳ないような天候だったが、さすがに横岳辺りから強くなる。小同心から稜線 にトップが登ってきた。大同心の取り付きには何パーティーもいる。稜線を行く パーティーは少なく、杣添尾根から単独の登山者が登ってきた。吹かれたらきつい だろうが、こんな天気はそうはないので次々にシャッターを押した。   硫黄岳の雪面には沢から登ってきたトレースがいくつもあったが、氷瀑はどうか。  樹林内に、いくつもトレースができ迷ってしまう。上から阿弥陀岳直下の登高中岳へ赤岳を背に鉾岳を巻く下降硫黄岳へ小同心を終え、稜線に抜けるパーティー硫黄岳にて

第12回山岳スキー全日本選手権のお知らせとご協力について

山岳協会より、4月15日(日)山岳スキー全日本選手権の協力要請がきました。今年も楽しくご参加ください。(*^-^*)(以下転記、詳細・連絡は添付ファイルをご確認ください)第12回山岳スキー全日本選手権のお知らせとご協力について(依頼)北信越各県山岳協会(連盟)第10・11回大会御協力者      各位長野県山岳協会加盟団体・理事2018年1月 長野県山岳協会会長 唐木真澄一年のブランクを経て、昨年再開された日本山岳・スポーツクライミング協会主催の「山岳スキー全日本選手権大会」を今年も実施すること運びになりました。今までも2年に一度の世界選手権につながる大会でしたが、昨年春に2020年フランスで開催の世界ユース選手権大会の正式競技に決定されました。このユース選手権大会で実施されている競技であることがオリンピック競技への通過点であると言われており、前々からオリンピックへの可能性ありという話が現実味を一層帯びてきました。さて、この競技は山岳地帯を会場とすることから、急変する山岳気候に対処できる山岳経験者をスタッフとして配置することは不可欠であり、大会運営の鍵となります。昨年から小谷登山案内人組合のガイドさんも山中に入っていますが、長野県山岳協会、北信越連絡会の皆様のマンパワー無くしては協議の実現は叶いません。つきましては、下記にて実施の「山岳スキー全日本選手権大会」にご協力いただきたくご連絡申し上げます。また、若手・未参画の方々にもご紹介いただきスタッフの範囲を拡げていただければ幸いです。なお、上述のユース選手権がらみの日程調整の関係で例年より遅い開催、予定コースも昨年と比べロング&旗門数増となっております。状況ご察しの上ご協力宜しくお願いいたします。実施日 平成30年4月15日(日)14日(土)午後集合会  場 小谷村栂池高原スキー場 【栂の森・轄峰・親沢周辺 変更あり】集合解散 現地集合解散(集合場所・時刻など詳細は後日スタッフメンバーに連絡)

冬山合宿北アルプス 霞沢岳から六百山

[山域・山名] 北アルプス 霞沢岳から六百山[登山スタイル・目的] 冬山合宿[期 間] 2017年12月29日-31日(水-金)[コースタイム記録] 12月29日 500長野-700~720沢渡-745釜トン-840取付き-1210テン場(2050mジャンクション)12月30日 745テン場-920岩峰-1030-50霞沢岳-1230テン場12月31日 740テン場-920-40取付き-1020釜トン-1050沢渡-1350長野 [詳細報告・所感等] 12月29日  姨捨サービスエリアに集合し沢渡に向かう。S原君が到着を待っていた。一日のの参加だがボッカをしてれる。予約したタクシーに分乗し釜トンへ。登山補導所で計画書の確認を受ける。「一日から天候が崩れるので注意するように。霞沢岳には数パーテイ入山している。」との事。 釜トン、上高地トンネルを抜け、国交省の施設入口。 この先もトレ-スがしっかりと付いている。  トンネルの先を右に入り西尾根の取り急登、緩斜面が繰り返す尾根を、時々アイゼンが欲しくなる。偵察時に予定したジャンクションに、スペースをぎりぎり確保して2張りのテントを設営する。 明日は天候を考慮して、六百山まで行ける所まで足を延ばす事とし、早めのに床に就いた。夕方から風が強くなる。 12月30日  前日の夕方から雪混じりの強風でテントが飛ばされそうな勢いだったが、朝方から多少風も弱まり行動することになる。 昨日に引き続き、針葉樹の尾根を登る。痩せ尾根の急坂を息を切らせながら登る。細い針葉樹が密に生える尾根からダケカンバに変わると、強風に体が振らる。ハイマツのリッジに出ると前方に核心部の岩峰が見えてきた。尾根の両側が切れ落ち、高度感もある。 いよいよ核心部の岩峰の登攀である。ワンピッチ約30メートル。ピッケルのピックを突き刺し、アイゼンをきかせて慎重に登る。風も強く、体が降られて緊張する一瞬だ。 登りきり、稜線を右に回り込んで風を避けて一服する。もうここまでくれば、山頂も目と鼻の先に見える。あとひと頑張りだ。 12時半、霞沢岳山頂に着く。少し休んで、皆で話し合う。この先、六百山までは、さらに稜線も細くなり、強風の中、ピッケルの支えだけで進むのは危険と判断して下山することになった。  山頂をあとに、ゆっくり下る。岩峰は念のためザイルを張って慎重に下る。2時半テント場に着く。今日一日、風の強い一日だった。 12月31日  予定より早い下山となったが、昨夜、酒はすべて胃におさめ、穂高が暗い雲に覆われ始める中、下山した。 上からテント場様子岩峰を越えて(焼岳を望む)霞沢岳からK1、K2、奥穂岩峰手前のリッジ岩峰登り

山のセミナー

 寒冷の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。 さて、事業部主催にて毎年開催しています山のセミナーですが、今年は以下要領にて開催いたします。協会員はもちろんのこと、どなたでも参加できます。ふるってご参加ください。 また、今年は日山協自然保護指導員の認定・更新時講習を行います。自然保護指導員の方、及び新たに自然保護指導員の認定を希望される方はぜひ、ご参加ください。     期 日 2018年 2月 4日(日)場 所 松本市 あがたの森文化会館 2-8大会議室390-0812 松本市県3-1-1 (TEL 0263-32-1812)主 管 長野県山岳協会 国際部・自然保護委員会・遭対委員会・事業部プログラム 9:30~受付 10:00~11:00 国際部:「Makalu 8,463m登頂」           国際公募登山隊に参加し、世界的な精鋭登山家と隊を組み           6名の隊員中5名が登頂               大町山の会 榛葉 伸男氏  11:00~12:00 事業部:未知なるものへの、アバンチュールとロマンチシズムを求めて           ~足腰が動く限り登山は続く~               長野県山岳協会名誉会長 古原 和美氏12:00~13:00 昼食(会場にて各自用意した昼食を食べることが可能です)13:00~14:00 遭対委員会:那須雪崩事故より               長野県山岳協会理事長 信高山岳会 大西 浩氏  14:00~15:00 長蔵合同登山実行委員会:雪拉普崗日(シュェラプーカンリ)合同登山への取り組み               長野県山岳協会副会長 杉田 浩康氏15:00~16:30 自然保護委員会:日山協自然保護指導員認定・更新時講習               自然保護委員長 小林 貞幸氏※参加費 無料※駐車場 駐車場有(約40台)  公共交通機関、又はできるだけ乗り合わせでお願いします。  駐車場が一杯の場合は、一般有料駐車場をご利用ください。  https://www.city.matsumoto.nagano.jp/sisetu/kyoiku/agatanomorikaikan.html